2025.04.10

環境問題に対する意識を高めること、そしてものづくりの楽しさを伝えることを目的に、小学生・中学生向けのアップサイクル体験イベントを開催しました!
未来をつくる子どもたちと海を守るアップサイクル体験
私たちの暮らす地域の美しい海。しかし、波打ち際にはプラスチックゴミが流れ着き、環境に深刻な影響を与えています。そんな現状を知り、解決への第一歩を踏み出すために、子どもたちが「ゴミを新たな価値あるものに変える」アップサイクルを体験しました。
このイベントでは、jiyukimama/株式会社MEGU Reの眞榮喜南さんを講師にお迎えし、SDGsの観点からアップサイクルの大切さを学びました。クイズを交えた講話を通じて、普段なら捨ててしまう様な物が新しいものに生まれ変わる仕組みを知り、子どもたちの目が輝きはじめました。

手を動かして学ぶ! キーホルダーづくり体験
講話のあとは、実際に海洋ゴミを使ったキーホルダー作りに挑戦!
小学生グループでは、最初は緊張していた子どもたちも、いざ作業が始まると「こんな色がいいかな?」「この形なら可愛い!」とお互いにアイデアを出し合いながら、夢中になって取り組みました。
中学生グループでは、普段あまり交流のない他の教室の生徒たちとも協力し合い、それぞれオリジナルのデザインを考えました。「波打ち際をイメージしたよ!」「チャーハンみたいなデザインにしてみた!」とユニークな発想が次々と飛び出し、作品が完成するたびに「見て見て!」と笑顔で自慢し合う様子が印象的でした。

子どもたちの反応と学び
初めてのアップサイクル体験に、最初は戸惑い気味だった子どもたち。しかし、講話を聞き、手を動かしてものづくりをするうちに「これ、家でも作れるかな?」「お母さんにプレゼントしよう!」と、環境問題を身近に感じるようになりました。
実際にイベント後、自宅でさらにキーホルダー作りを続けた子どももいたり、保護者の方から「家に帰って楽しそうにイベントの話をしてくれました!」という声が届いたりと、学びが日常に広がっていることが実感できました。

未来に向けてできること
今回のアップサイクル体験を通じて、子どもたちは環境問題について考え、行動する第一歩を踏み出しました。「環境を守ることは難しくない」「楽しみながらできることがある」と実感できたことが、大きな収穫です。
私たち大人も、子どもたちの未来のためにできることを考えてみませんか? ちょっとした意識の変化や、小さなアクションが、次世代につながる大きな力になります。
こどもたちの未来を応援し、環境を守る活動を一緒に広げていきましょう!
みんな集中して話を聞いていました!!