沖縄県労働金庫さまと協力して子どもたちに社会的・文化的体験を提供するプログラム。今回は、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートさまへの訪問の様子です。
体験に参加したのは、小学生から高校生まで、エンカレッジの各教室で案内をかけ希望者を募集しました。
沖縄県恩納村に位置するこちらのホテルは、ビーチの中にホテルのロビーがある様な、なんとも言えない非日常に溢れたホテルです。子どもたちもホテルのエントランスを抜けて「すごーい!」と驚いていました。
社会的・文化的体験プログラムでは、美味しいごはんももちろんですが、ご招待頂いたホテルさま独特の体験がとても魅力的で勉強になります。
ホテルのお仕事を知るだけではなく、様々な方が関わるホテルだからこその体験もさせて頂けます。
今回体験したのは、ベッドメイキングやバーテンダーさんが使っているシェーカー体験。中に入った水と氷を真剣な顔で振っていました。
テレビやドラマでみるバーテンダーさんは涼しい顔で振っていますが、実はとっても冷たくて、子どもたちは「手がやばい!」「冷たい!」と体験してみないとわからないその職業の大変さを少し味わう事が出来ました。
食事とならぶもう一つの目玉が、グラスボートへの乗船。
船に乗る体験、海底を泳ぐ魚を見る体験。
サンゴの養殖場を見て、沖縄の未来について考える体験。
グラスボート体験は一度に沢山の刺激に出会える体験でした。
沢山の体験をしてお腹が空いた子どもたちは、美味しいランチも沢山味わい、プログラムの後半の、子どもたちからの感想とお礼の言葉を贈る場面では、緊張しながらも学んだ事や知った事、そして貴重な体験をさせて頂いた事への感謝をしっかりと伝える事が出来ました。
沖縄ならではな体験ですが、沖縄の子たちにとっても貴重な体験。子どもたちが知っている職業は大変少なく、大人との関わりが減ってきている現代では様々な職業にリアルに出会う体験は少なくなっています。
このプログラムに参加した子たちは、みんな一日で少し凛々しくなって帰っていきます。
ろうきんさま・ご協力頂いているホテルの皆様方のお陰です。本当にありがとうございます。