2022.08.15
いつも温かいご支援ありがとうございます。
私たちエンカレッジは、経済格差によることのない、子どもたちへの均等な学習の機会を提供する活動を主としています。
自発的に学び、将来活躍できる大人に成長してほしい。そのために、学習だけでなくさまざまな体験・イベントやキャリア教育を行なっています。
教科書での学習をタテとするならば、体験活動やキャリア教育はヨコ。
この2つを合わせた学習環境を作っていくことで、より豊かな学びの機会を提供できていると感じています。
また、この2つの学習環境の根底には、子ども一人ひとりへの「寄り添い」があります。
2020年度から、リクルート様と協働し、ICT教材「スタディサプリ小学講座・中学講座」を活用した学習支援、自立支援のための取り組みをスタートさせました。
ICT教材を活用した子どもへの支援が、学習面と生活面・非認知能力観点にどう作用していくかを検証し、子どもたちの学びの機会をより充実させていく目的があります。
スタディサプリを取り入れて感じたことが2つ。
ICTを活用することで、学びを止めることのない環境づくりができる。
そして、エンカレッジ各教室の取り組みとすごく相性が良い、ということです。
新型コロナ感染症拡大防止に伴い、教室の急な閉室や時間短縮、人数制限などでいつも通りの通室が叶わない中でも、スタディサプリのおかげでオンラインでの学習支援も充実しました。
また、遠隔地においても、オンラインを活用することで学習機会を拡充することができました。
また、体験や普段の教室での関わりの中で、子どもたちの心が成長し、その結果自発的な学習につながっているとも感じました。
スタディサプリのしっかりした学習指標とスキームが、子どもたちに一度ハマるとどんどん自発的になっていく。その背景には、普段の職員たちの寄り添いを主とした関わりがあるからだと感じました。
こうした成長を、リクルートさんと一緒に測る機会を持つことができてとても嬉しく思います。
今後はより多くの児童生徒へスタディサプリを活用した学習支援を行い、引き続きリクルート様と協働してこうした学習と生活面や非認知能力観点への作用の研究を進めてまいります。
ぜひご覧ください。